賃貸物件を探す際に、家賃は重要な選択基準となるのは言うまでもありません。
そして、その家賃が高いのか、安いのかを判断するためには、相場を把握する必要があります。
一般的に、相場はその街の発展度や利便性に比例します。
商業施設や医療機関、行政機関が整う街、あるいは、特急電車が止まる駅周辺などは賃料は高めになります。
これは、相場を調べるための前提となる知識ですから、しっかり把握しておきましょう。
では、賃貸相場の具体的な調べ方に迫ります。
この点、近年ではインターネットが普及しているため、パソコンやスマホから簡単に検索することができます。
例えば、大手の不動産賃貸会社などには、相場を簡単に検索できるシステムが作られています。
これらのシステムは、最寄り駅や間取り、こだわりの条件での検索も可能となっていますから、ご自身が希望する条件での相場を把握することもできます。
また、賃貸相場は多くの物件を確認することでも知ることができます。
インターネットや情報誌などで多くの物件を確認していくことで、相場観が身に付きます。
賃貸を借りる際に、まず不動産会社で伝えるべきことは、出来るだけはっきりした条件です。
希望条件をはじめにより多く伝えておくことで、それに合う部屋のみを伝えてもらうことができるので、無駄を省くことにもつながります。
また、プラスとなる条件だけではなく、マイナスとなる条件として、避けたい環境などを挙げておくことも大切です。
希望条件として伝えることとして、まず最寄りの駅や駅からどのくらいの距離など場所の条件について、次に間取りは、部屋の数や形態など、賃料は給料の3割程度が良いとされております。
これらの条件はまず探すうえで伝える必要がある条件です。
これらの条件以外にも、部屋の間取りや、キッチンや収納などの広さ、風呂やトイレの有無、家の周りの環境についてなど、人によって希望したい条件は違うので、細かい条件についてもしっかり伝えます。
もし、希望の賃貸がないという場合には、完璧な部屋を求めると借りられなくなってしまうので、多少妥協する必要もでてきます。